皆さん、地雷や地雷の被害について知っていますか? 今、世界中に約7000万個の地雷が埋められており、1億6000万個もの地雷が、オタワ条約を批准していない国々によって保有されています。また、地雷禁止国際キャンペーンの調べで、毎日約16人、つまり90分間に1人がその地雷によって無残に殺されたり手足を吹き飛ばされたりしています。 そして今、世界には約50万人(カンボジア:約50000人)の地雷被害者が暮らしています。
犠牲者の多くは農業、漁業、牧畜など体を使って労働に従事する人々であり、障害者になることは、働けなくなることを意味します。障害者に対する偏見が根深い社会も多く、犠牲者は生涯二重三重の苦しみを受けつづけることになります。
兵器製造の技術が進み、1個3米ドル(約400円)くらいの安さで生産され、ハイテク技術によって1分間に1,000個以上もが散布されてきた地雷。それを撤去するのには、ほとんど100%手作業によっているのが現状です。本当に命懸けの作業です。年間約25万個の地雷が撤去されていますが、6,000個の除去につき1人の死者と2人の負傷者、つまり年間約120名が除去作業中に地雷の犠牲になっています。
単独行動中に事故に遭った民間人は誰にも看取られず、一人事故の現場で息を引き取るケースも少なくありません。世界有数の地雷専門のNGOに成長したマインズ・アドバイザリー・グループ(MAG)の創設も、元イギリス軍人のレィ・マグラスさんが1987年アフガニスタンの山中で羊飼いの少年の遺体を目撃したことがきっかけになりました。旧ソ連製の蝶々型地雷に足を吹き飛ばされ、何時間も出血が続いた後、ひとり死んでいったのです。
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